最近の創作活動
趣味の創作について書くために作ったブログなので、最近の話を少し。
そもそも二次創作で絵や漫画を描いて楽しくやっていたのです。
思うところあって、ひさびさに小説という媒体で作品を仕上げようと思い、コミティアというイベントで「その日暮らしの冒険者」というゆるいファンタジーものを本にしました。
世は未だ異世界チート黄金期。なんだかんだでアニメの新クールで、2本くらいは余裕で異世界チートものが入っている。随分と先人が耕して行ったなぁとその畑を思いつつ、まだまだいろんなアイディアでヒット作が出てくる。
まぁそんな中で、自分が作る話は、とりあえず異世界チートは外して、自分好みのものを書こうかなぁという姿勢です。
異世界チートは大好きです。今は待ってたら出てくる。でも、私は異世界チートのないファンタジー冒険も好き。イメージはソードワールド全盛期あたりですかね。そしてゆるい日常ものが好き。
という経緯で「その日暮らしの冒険者」という作品に着手したわけです。
しかし、二作目を書こうと思った時に「日常ものって実は世界観の成熟度が求められるんじゃ…」と気付いて筆が止まりました。
中世ファンタジーを書こうと思っても、中世ヨーロッパは本当にごく普通の知識のみ。知識が圧倒的に足りない。
なので現在はスカスカのあたまに一生懸命!資料本の知識を詰め込んでいます。必ずしも現実に中世ヨーロッパに忠実である必要はないと思いますが、リアリティの上に少し不思議がのっかるほうがファンタジーが際立つように感じますし、何より私好みです。
ついでに文章は圧倒的に経験不足なので(漫画は枚数書いてきました)「その日暮らしの冒険者」という作品以外に、一作でしっかりまとまった作品を書かないと……という自己分析をし、今は九月に一本小説を仕上げるという目標を掲げています。絵でいうデッサン力が足りてないかなと。とにかく書いて終わらせる力が足りない。
脳内プロットを書き出していた今までと違って、ストーリーもキャラも全体の構成も、一度骨組みを書き出して……とやり始めたら、慣れないので時間がかかるし迷いが出る。でも脳内プロットをそのまま書き出すより、今までの作品より深みが出るだろうなぁと感じました。いつも行き当たりばったりだから……
何らかの目標持ってチャレンジするのは良いものだなぁと思います。
高みを目指すわけではない創作スタイルですが、自分が楽しく納得できるものでなくては、私にとっては意味がない。
もう少し歴史を学んでから、そろそろ書き出してみようかなと思っています。