みずさわんのブログ

創作blogのはずが、レストレスレッグからのベンゾ減薬、膠原病などの記録

点滴とは

点滴はお薬を血管にダイレクトに入れてもらえるという、優れた処置です。

入院して何日も針を入れっぱなしという状態になりました。さてここで看護師さんに教えてもらったことがあります。

 

「あなたの血管、点滴向きのが全然見えない!!!」

 

採血の折には「あなたの血管は研修生?が練習しやすそうな見やすい血管ねー」と言われたことがあり、優秀?な血管だと思っていました。

 

採血を含む「注射」は皮膚の薄い肘の内側でやりますよね。

「点滴は太くてまっすぐで、関節から遠い血管」が好ましいのだそうです。

 

条件が厳しい。

 

わたしの場合、血管がまず見えない。見えても細い。針と同じ程度の血管と太さだと、点滴が流れない。

手術の日は特に「右手であること」と条件に含まれ、二箇所血管を確保されました。入院中8回、点滴のための針が刺されることに。

 

看護師さん「将来何かでまた入院するとかになった場合、点滴の血管探しで苦労するんじゃないかな。そんな時までにいい技術が見つかってるといいわね」と言われる始末。

 

胃管に比べたら、少し針の痛さを我慢する程度、屁でもないですが。

 

あと、なんか知らんけど「点滴の液が流れてくるとメチャクチャ痛い」。

 

お薬によっては浸透圧で痛みが出ることもあるのだとか。

 

一番多いときは一日8本点滴流してもらいました。

 

点滴って体温より冷たいから、腕全体が冷えていく。

針の場所に難儀して手首近くに針を刺した時は手が氷のようでした。

 

でも胃管に比べりゃマシでした。

辛いことを乗り越えると、少し強くなれるものですね。

 

ただし、一つ一つは小さなストレスでも一度に複数降りかかってくると精神的に病み傾向となります。点滴も小さなストレスの一つ。この理屈はわかっていましたが、しんどい時は「だからなに?今しんどすぎることに変わりない。死にたい」となりました……