リボトリール減薬について⑴
のろのろしたブログですが、記録に残したいことが出てきたので書き留めておきます。クリエイティブなものでは全くない、お薬の話。
リボトリールの減薬です。
なお、これはわたし個人が感じたことなので全ての方に当てはまるわけではありませんので、ご了承下さい。
わたしは元々、本態性振戦とレストレスレッグス(むずむず脚症候群)症候群を持っています。レストレスレッグス症候群の存在を知って、不眠で通っていた心療内科でリボトリールを処方されました。
今までもう感受するしかなかった、あしのむずむずが消えるなんて!?
生活の質が上がってわたしは本当にリボトリール大好きになりました。
そのうち昼にもむずむずが出てくるようになり、お薬を増やしてもらいました。
寝る前にリボトリール0.5mgを2錠飲むように。お薬手帳まだ確認してませんが、2年ぐらいはそんな状態。昼に出たら頓服で飲んだり。
何にも考えず。
今年に入って内視鏡手術をすることになり、大きな変化を迎えます。
内視鏡手術についてはここでは省きますが、術後は胃管(胃腸手術、傷口の負担を減らすために鼻から管を通し、胃液を排出する機械とつながっている)を入れて4日断薬することになりました。胃管あるかぎり飲んでも体に吸収されることはないので。
まず1日目。
全身麻酔から覚めた直後、身体中にいろんな管や装置が付いてて寝たきり。様々な違和感と、行動を制限されるという状態から寝返りも打てず、眠れもしない一日。
1日目の夜。暗く静かで、たまに看護師さんの足音響く病院の夜。全身に付けられた装置の音。眠れず、長い長い長ーーーーい時間を過ごし、朝方病室にじわじわと明かりが染み込んでくる様子にホッとしつつ、そこからも時間経過が長く感じる。眠れない。
2日目に突入。胃管は入っていたけど、他の装置が朝に取り外し可能になって少し自由に。特別室から大部屋に移れると聞き、部屋の差額がすごいのでそそくさと大部屋へ。
2日目の夜も眠れないまま3日目朝に違和感。目の前がすごく明るい。目のはしがチカチカする。雑音がすごくて、耳の奥で鳴り続ける知ってる音楽は、脳内のものか外から聞こえてくるのか判断が難しいほど。でもアンテの曲が病院で流れるはずもなく、自分の中でうるさく鳴り続ける音が謎だった。
その日の昼。痙攣がでてる実感はあったけれど、痙攣がひどくなる。
とにかく首が横にはねる。視界が歪むほどびょんとはねる。熱が下がらず、氷枕をしすぎたせいなのか。変な寝方してしまったのか。
このまま治らなかったら……と、退院後の生活が怖くなった。
3日目の夜、眠れずにまた一夜を過ごす。
4日目。胃カメラの検査で術後の傷が開くこともなく無事であるのを確認、胃管がはずれた。はやる気持ちを抑えつつ、夕方にリボトリールを1錠のんだ。
30分後に違和感の全てが治る。リボトリールに恐怖を覚えた最初の日。
ここで始めて断薬について考え始めます。
横になっていたとはいえ、この4日間で意識を失うような睡眠を得たのは合計で6時間程度でした。